「Surface Pro 4」の分解レポートをiFixitが公開しています。
今回分解されているのは、Core m3を搭載するエントリーモデルです。
CPU、メモリーなどは当然のようにはんだ付けで交換や増設は不可です。
一方、ストレージは取り外し可能なM.2 SSDが採用されていました。
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ロジックボードには、CPU(赤い囲み)、メモリー(オレンジ)、ワイヤレスチップ(黄色)等が確認できます。いずれもロジックボードに直付けされています。
CPUはIntel Core m3-6Y30。メモリーはSamsung製 LPDDR3 4GB。802.11ac、NFC、Bluetoothを統合したMarvell Avastar 88W8897が搭載されていました。
バッテリーは38.2Wh、7.5V、5087mAh。Surface Pro3は5547mAhだったので、Surface Pro4のバッテリーは約9%容量が少ないことになります。
ボディを見ると、ロジックボードの隣に空間がありました。
おそらくこのCore m3モデルには搭載されていないハイブリッド冷却システムがこの部分に収まるのだとiFixitは推測しています。Core M3モデルは他のモデルよりも若干軽量なのはこの部分が省かれているからかもしれません。
ストレージは、Samsung M.2 SSD PM951 128GBが搭載されていました。このSSDは取り外し可能です(ただし、最初に接着剤で固定されたボディを開かなくてはなりません)。Samsungの仕様を見ると、PCI Express Gen3 x4、PM951 128GBの場合シーケンシャルリード最大600MB/s、同ライト最大150MB/sです。
Samsung S4LN058A01 CIe 3.0 x4 AHCIフラッシュコントローラを搭載していました。これはMacBook Air 13インチ(Early 2015)と同じものです。
Surface Pro4は11月12日に日本でも発売されます。
今回分解されたCore m3モデルは124,800円です。
Source:iFixit