みこぼね

みのつまった、みをのりだすような、みもふたもない、みになること

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僕が網膜剥離になったとき(1)

私が網膜剥離(もうまくはくり)になった前後のことを書き記しておこうと思う。

何の役に立つのか分からないけれども、いつの日か読み返すこともあるかもしれない。
同じような状態になった人へのほんの少しの参考になるかもしれない。


診断前日:おそらく発症初日

風呂から出て、いつもの通りパソコンのディスプレイを見ると、小さな黒い斑点のようなものが2つ見えた。おそらく昨日まで、少なくとも風呂に入る前まではなかったはずだ。風呂といってもシャワーだけだし長風呂して体力を使ったわけでもない。いつものシャワーだ。


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実は高校生の時から飛蚊症はあった。半透明でらせん状の細胞の切れ端のようなものが常に視野の中にあった。当時はかなり気になった。明るいところで物を見たり目をつむっていると特に目立つのだが、次第に慣れてほとんど無視できる存在になっていた。
しかし、今回の斑点はそれとは異なっていた。昨日までとは明らかにおかしい。こんなシミのようなものはこれまでなかったと思う。
何というか「となりのトトロ」のまっくろくろすけのようだ。げじげじのような毛のようなものが見える。さほど大きくはないように見える。視線を僅かに動かすたびにぴゅんぴゅんと飛び回る。小さいくせに非常に気に障る。


明日は家族旅行。シルバーウィークでようやく宿を予約できたという。
私は直感的に何か変だぞと思っていた。本来なら明日の朝すぐにでも近くの眼科医に診せるべきだ。しかし、ぜっかくの旅行だ。今からキャンセルしても支払ったお金は戻ってこないだろう。もうすでに深夜、旅行初日だ。当日は支払った金額の100%をキャンセル料金として取られるはずだ。
そもそも、旅行先は日本国内。東京から2時間ほどの首都圏だ(首都圏は通勤1時間圏内というのなら関東でいい)。旅行先にも近所以上の大きな病院があるだろう。明日の午前中の予定は変更して病院へ向かえばいい。

だいたい、杞憂に終わることもありえる。病院で診せれば、実はいつもの症状と同じで、放っておいても問題ないといわれるかもしれない。私はどちらかといえば心配性なので、そういうケースもこれまで多々あった。今回もどうぜそうかもしれない。無用な心配で終わるかもしれない。

とりあえず明日は予定通り旅行に行くことにして、そのまま寝ることにした。


※発症後書いているため誤字や脱字があるかと思いますが、見えにくい状態で書いております(見えないと文章構成力も下がることを実感。うまく文章がつながらない)。また、思い出して書き足すこともあるかもしれませんが、どうぞご了承ください。

次回、その2を更新します。