iPhone、iPod touch、iPadにパスコード(パスワード)を設定する際、
- 簡単なパスコードをオン:4桁の数字
- 簡単なパスコードをオフ:4桁以上の文字、数字、記号
の2つの種類があります。
後者の簡単ではないパスコードで、アクセントのある英語以外の文字や特殊文字をデフォルトで使うことができます。
たとえばフランス語のアクサンの付いた「é」や「è」、ドイツ語でウムラウトの付いた「ä」「ö」など、あるいは記号から「?」や「!」の天地反対になったものなどをパスコードに使うことができます。
こうした特殊文字を使うことで、強いパスコードを作ることができ、iOSデバイスをより安全に保つことができると思います。
以下、特殊文字を使ったパスコードの設定方法とパスコードを忘れてしまった際の初期化方法をご紹介します。
特殊文字を使ったパスコード設定方法
最初に、
- 設定 > Touch ID とパスコード or パスコード
から
- 簡単なパスコード
をオフにします。
これで数字以外の文字や記号を使ったパスコードが利用できるようになりました。
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続いて、新しいパスコードを設定します。
特殊文字を使うには、下の写真のように、キーを長押ししてください。
利用可能な文字の一覧が表示されます。
「e」「c」など、アクセントの付いた複数の文字を使うことができます。
特に「e」は種類が多いです。
同様にスペースバーの隣にあるキーで数字や記号に切り替え、特殊な記号「¿」「¡」なども使うことができます。
設定後、どのアクセントの付いた文字を使ったか忘れないようにしましょう。
次は、もしパスコードを失念した場合の復旧方法をご紹介。
結構面倒なので、やはり忘れないのが一番ですね。
パスコードを忘れた場合
もしパスコードを忘れたら、iOSデバイスのロックを解除できなくなります。
設定で「データを消去」をオンにしておくと、10回パスコードの入力を間違えると自動的にデバイスの内容が消去されていまいます。
「データを消去」を使っていなくとも、6回続けて誤ったパスコードを入力すると「iPhoneは使用できません」「1位分後に再度試してください」というメッセージが表示されます。
パスコードをどうしても思い出せない場合、iTunesやリカバリモードを使い、iOSデバイスのデータの消去を行い、その後、バックアップから復元をして元の状態にする必要があります。
Apple公式サポートページでは、下記3つの方法が案内されています。
- iTunesを使う
- 「iPhone を探す」を使う
- リカバリモードを使う
その1:iTunesを使ってパスコードをリセットする
同期→復元の順番で行います。
- WindowsやMacにiOSデバイスを接続
- iTunesを起動し、「デバイスの同期」を行いバックアップを作成
- iOSデバイスを復元
その2:「iPhone を探す」を使ってパスコードをリセットする
「iPhone を探す」が有効に設定されていれば利用可能です。
- https://www.icloud.com/#find へブラウザでアクセスしiCloudにログイン
- リセットしたいiOSでバスを選択し、消去を実行
- 設定アシスタントからバックアップを復元
その3:リカバリモードでパスコードをリセットする
上記2つの方法が利用できない場合
- iOSデバイスからケーブルを抜く
- デバイスの電源を切り、ホームボタンを押したままiTunesに接続する
- ホームボタンは「iTunes に接続」画面が表示されるまで押したままにする
- 「iTunes はリカバリモードの [デバイス] を見つけました」というメッセージが表示されたら、「OK」を選択しデバイスを復元
Touch IDの搭載で、以前よりもパスコードを入力する機会は減ったかと思います。
しかし、iOSデバイスを再起動した際、ソフトウェアのアップデート時やデバイスのデータを消去する際など、パスコードを入力する必要が出てきます。
iPhoneやiPadの便利な使い方(Tips)については下記も合わせてご覧ください。
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以上、iOSのパスコードの強化方法とパスコードのリセット方法でした。
みなさんもパスコードを忘れないように注意しながらぜひ試してみてください。