Windows 10のOneDriveで廃止されたプレースホルダー(スマートファイル)をWindows 10でも利用する方法を紹介します。
プレースホルダー(スマートファイル)は、オンラインのみで利用できるファイルです。Windows 8/8.1で実装されました。プレースホルダー(スマートファイル)は、自分のパソコンで参照できますが、実際にはOneDriveに格納されておりディスクスペースを使いません(Windows ヘルプ)。
Windows 10ではこの機能は省かれました(今後復活するようでうすが現在はまだありません)。
Windows 10のOneDriveでプレースホルダーを復活させる方法
1.OneDriveにアクセス
ブラウザでOneDriveにアクセスし、任意のフォルダを開き、そのURLにある「/?id=」と「%」の間の文字列(たとえば、?Id=FC12345XXX789XX%21 から色文字部分)をコピーする
3.ネットワークドライブの設定
「ネットワークドライブの割り当て」で次のような設定を行い、完了をクリックする
- ドライブ文字:任意のアルファベットを選択しドライブレターを割り当てる
- フォルダー:https://d.docs.live.net/コピーした文字列/
- チェック:別の資格情報を使用して接続する
5.ネットワークドライブ完成
エクスプローラーの「ネットワークの場所」にプレースホルダーのネットワークドライブが出来上がる
ネットワークドライブの名称は最初にコピーした文字列になっていますが、分かりやすいように好きな名前に変更できます。
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今回作ったネットワークドライブで、自分のOneDriveのフォルダ・ファイルをオンラインで参照・追加・削除・変更できました。ただし、自分の環境ではレスポンスはあまりよくなく、ファイルの作成・移動・変更などの処理に待たされることもありました。あくまで参照を主とした方が良さそうだと感じました。
Source:WinBeta