みこぼね

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WindowsとMacでマウスとキーボードを共有できるShareMouseをWindows 10とOS X El Capitanで試す

新しいパソコンを自作し、これまでのパソコンから移行をしています。
そこで両方のパソコンを操作する必要が出てくるのですが、1つのマウスとキーボードだけで2つのパソコンを操作するために「Mouse without Borders」をインストールしました。
「Mouse without Borders」はMicrosoftが開発したソフトウェアで、LAN上の複数のPCでマウスとキーボードを共有できます。
非常に便利で重宝していますが、「Mouse without Borders」が利用できるのはWindowsだけ。
そこでMacでも使えるソフトはないかと探したところ、「ShareMouse」を見つけました。

「ShareMouse」は「Mouse without Borders for Mac」と自ら名乗っており、同様の使い勝手を期待してしまいますが、この手のフリーソフトはセキュリティなども心配です。

個人的にフリーウェアやシェアウェアをインストールする場合、大手サイトで紹介されていることを導入の指針の1つとしています。もちろん大手に紹介されたからといって安全であることを確約するものではありませんが、一応の目安になるかと思います。

「Mouse without Borders」の場合は窓の杜ライブラリで紹介されていましたが、「ShareMouse」は見つかりませんでした。一方海外サイトCNET Download.comで紹介されていました。



Windows 10をインストールした新PCとOS X El CapitanをインストールしたMacBook 12インチの両方に「ShareMouse」をインストールしてみました。

結果として問題なくWindowsとMacとでマウスとキーボードを共有できました。
最初に戸惑ったのはキーボードショートカットの割り当てで、たとえばWindowsの「CTRL」はMacの「Control」となります。もちろん、これらの組み合わせはユーザーが変更可能です。

Windows Mac
CTRL Control
ALT Option
WIN Command

デフォルト設定ではMacとWindowsのキーボードで「\」や「|」など一部の記号が入力できませんでした。
Windowsのキーボードは日本語キーボード(106/109キー)、Macのキーボードは日本語です。
WindowsのキーボードからはMacのスクリーンキーボードを使って入力できましたが、その逆(MacのキーボードからWindowsのスクリーンキーボードを操作)はできませんでした。


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「ShareMouse」は基本的には無料で利用できますが、ファイルをドラッグ&ドロップして他のPCへコピーする機能を使うと、その操作には有償版へアップグレードが必要と表示されました。なお、各PCのクリップボードを共有することは無償版でも可能です。

有償版はStandard EditionとPro Editionがあります。年間ライセンスで前者の場合1年間に19.95ドルから。

本格的に常用するなら有償版に乗り換えても良いかもしれません。