Windows 10だけで利用できるMicrosoftの最新ブラウザ「Microsoft Edge」を無料でMac OS Xで使う方法です。
OS X Dailyが紹介しています。
Microsoftが無償提供している仮想マシン用ファイルをダウンロードし、それをVirtualBox、VMware、Parallelsなどの仮想化ソフトで利用します。
試してみたところ、OS X El Capitanをインストールした12インチMacBookでMicrosoft Edgeを利用できました。
やり方は、最初にMacにVirtualBox、Vagrant、VMware、Parallelsのいずれかのデスクトップ仮想化ソフトを使い、Windowsバーチャルマシンを起動させます。VirtualBoxやVMware Playerなど無料で使える仮想化ソフトをインストールしてあれば、簡単に使えるようになると思います。
試した環境にはすでにParallels Desktop 11をインストール済みだったのですぐに使うことができました。
まず、何らかの仮想化ソフトをMacにインストールする必要があります。
OS X Dailyは無料で利用できるVirtualBoxのインストール方法も合わせて紹介しているのでご参考に。
仮想化ソフトをインストールできたら、Microsoftの仮想マシンダウンロードページを開きます。
Windows、Mac、LinuxとあるOSの選択でMacを選択し、続いて、仮想マシンとプラットフォームをそれぞれ選択します。
仮想マシンには、IE6 on XPからIE11 on Windows8.1までの各バージョンのInternet Explorer、そして、Microsoft Edge on Windows10が選択できます。
プラットフォームは上述の通り、VirtualBox、Vagrant、VMware、Parallelsから自分のインストールした仮想化ソフトを選択します。
選択後表示される「仮想マシン単一ファイル」のZIPファイルをダウンロードします。
同時にこの仮想マシンの既知の問題など注意点が表示されます。確認の上ダウンロードしてください。
今回Parallels版Microsoft Edgeをダウンロードしましたが、約5.86GBありました。
MacにダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、インストール済みの仮想化ソフトが応答しインポートする作業に入るはずです。
これで仮想化ソフトからWindowsを開きMicrosoft Edgeを使えるようになります。
上の写真のようにMicrosoft Edgeを開くと「Thanks for downloading the Microsoft Edge on Win10 Virtual Machine.」と表示されると思います。あとは好きなサイトをブラウジングできます。
今回ダウンロードした仮想マシンは今年8月のビルドとありWindows 10のバージョンは10240でした。
なお、この方法でIE11など他のWindowsブラウザを使うこともできます。
また、IE11であれば、仮想化ソフトをインストール不要で利用できる方法もあります。
詳しくは下記記事をご覧ください。