OS X YosemiteのBoot Campを使って、「Windows 10」プレビューバージョンのインストール用USBメモリーを作成してみました。
今回はその作成方法を紹介します。
このUSBメモリからMacBook 12インチRetinaにWindows 10をインストールすることに成功しました。
まず今回参考にしたサイトを挙げておきます。
- Boot Camp - Apple サポート
- How to Create a Windows 10 Installer USB Drive from Mac OS X OS X Daily
- Boot CampでMacにWindowsをインストールする方法と、BootCampの小技やテクニックまとめ / Inforati
- MacBook Airに、Boot Campを使ってWindows 10 Technical Preview 版を入れてみる
環境・用意するもの
- Windows 10のISOファイル:今回は64bit版Windows 10 Insider Previewを使いました
- フォーマット可能なUSBメモリー:8GB以上必要
- OS X:今回はYosemiteをインストールしたMacBook 12インチRetinaとApple純正USB-C - USB変換アダプターを使用
完成したインストーラーは約4.55GBでした。
USBメモリーは8GB以上のものを用意してください。
MacBook 12インチの場合、USBメモリーをUSB-Cに接続しながら作業するため、充電が行えません。
十分に充電してから進めてください。
MacでWindows 10のインストーラーをUSBメモリーに作成する
1.Macのバックアップ
失敗したときのためにMacのバックアップを作成しておきます。
バックアップを取ったら、いよいよスタートです。
2.Windows10のISOファイルの用意
MacでWindows10のISOファイルをダウンロードし、デスクトップなどに置いておきます。
Windows PCでISOファイルをダウンロードし、それをUSBメモリーなどでMacにコピーしても構いません。
今回は64bit版Windows 10 プレビュー「Windows10_InsiderPreview_x64_JA-JP_10130.iso」を使いました。
容量は約4.05GBです。
3.USBメモリーをMacに接続にします。
4.「Boot Camp アシスタント」を起動します。
説明をよく読んだら「続ける」をクリック。
5.「作業を選択」画面
今回は、USBメモリーを作成するだけなので、
「Windows 8 またはそれ以降のインストールディスクを作成」にチェック
「Windows 8 またはそれ以降のバージョンをインストール」のチェックは外しておきます。
「続ける」をクリック。
6.「Windows インストール用の起動可能なUSBドライブを作成」画面
ダウンロードしておいたISOイメージ(デスクトップに置くと自動的に選択)を選択し、
保存先ディスクはすでに接続しているUSBメモリーが自動選択されると思います。
ここでUSBメモリーはフォーマットされるので注意です。
「続ける」をクリック。
再度USBメモリーが消去されることが確認されます。
よければ「続ける」をクリック。
USBメモリーの作成が開始されます。
途中「コンピュータが電源に接続されていません」のメッセージが表示されかもしれません。
今回使用した12インチMacBookの場合、1基しかないUSB-CポートにUSBメモリーを接続して作業を行うため、「バッテリー電源のまま続ける」をクリックして作業を続行します。
また、途中何度かパスワードを要求されることも。
「Boot Camp アシスタントが新しいヘルパーツールを追加しようとしています」とのダイアログが表示される場合があります。
今回は2回ありました。
そのまま待てば、作業は完了します。
7.「Windows サポートソフトウェアが保存されました」画面
「Windowsのインストール後にこのWindowsサポートソフトウェアをインストールしてください」と書かれています。
以上で、Windows10インストール用USBメモリーが完成しました。
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無事完了すると、
「WININSTALL」という名称のUSBメモリーが出来上がります。
容量は約4.55GBでした。
このUSBメモリーを使ってMacをブートし、
12インチMacBookにWindows 10 プレビュー版をインストールしたところ、
注意点はあるものの無事インストールできました。
それについては次回、別の記事をアップする予定です。
注意点だけ先に書くと、
Windowsのインストール中、MacBookのキーボードやトラックパッドが動かなくなるため、最低限USB接続マウスが必要です。
MacBookの場合、USB-Cポートが1基だけなので、USBハブも必要です。
USBハブにインストール用USBメモリーとマウスを接続して行いました。
ヨドバシ.com
ビックカメラ.com
ソフマップ・ドット・コム
ヤマダ電機
ちなみに、今回MacBookで作成したWindows10のインストール用USBメモリーでWindows PCにもインストール可能でした。
Macで作れば、MacにもWindowsにも対応するWindowsインストーラが作成できるので便利ですね。