前回、Windows10のインストール用USBメモリーをMacで作成しました。
今回は、それを使って、12インチMacBook RetinaディスプレイにWindows 10 プレビュー版をインストールしてみました。
以下、今回試した方法を紹介します。
必要なものと今回使った環境
- Windows10のインストール用USBメモリー:作成方法
- Apple純正 USB-C -USBアダプタ
- USBハブ:後述
- USBマウス:Microsoft製マウス
今回使用したUSBハブはエレコム「U2HS-MB01-4SBK」。
MicroUSBコネクタ版ですが、付属の標準USB変換アダプタを付けて、Apple純正USB-Cアダプター「MJ1M2AM/A」と接続し使用できました。
このモデルはすでに生産終了ですが、
類似した製品としては、
エレコム USBハブ 2.0対応 4ポート microUSBケーブル バスパワー ブラック U2HS-MB01-4BBK
- 発売日: 2012/03/08
- メディア: Personal Computers
マウスはUSB接続であれば余程のことがなければ使えるかと。
USBメモリーは8GB以上であればUSB2.0でもUSB3.0でも使用できました。
1.USBメモリーを接続
まず、Windows10インストーラの入ったUSBメモリーをMacBookに接続しておきます。
2.Boot Camp アシスタントを起動
3.「作業を選択」画面
すでにWindows 10のインストール用USBメモリーを作成してあるので、
「Windows 8 またはそれ以降のインストールディスクを作成」のチェックを外し、
「Windows 8 またはそれ以降のバージョンをインストール」のチェックを入れます。
確認したら、「続ける」をクリック。
4.Windows 用パーティションを作成
デフォルトは20GBです。
任意にパーティション容量を変更できます。
今回は40GBにしてみました。
確認したら、「インストール」をクリックします。
ここからWindowsのインストールが始まります。
5.Windowsのインストール開始
Macを再起動し、すぐにOptionを押したままにしておきます。
起動ディスクの選択画面が表示されるので、
「EFI Boot」を選択し先に進めます。
6.Windowsのインストール画面が起動
写真の画質が非常に低く見えますが、それには理由があります。
注意その1
MacBook 12インチの場合、Windowsのインストール画面が非常に小さく見えにくいです。
(あとでわかったが、デフォルトで2560×1600ピクセルという途方もない解像度になっていた)
赤色の枠がMacBook 12インチの画面です。中央のウィンドウがかなり小さいことが確認できるかと。
iPhoneでインストール画面を撮影し、写真を拡大表示させて確認しないと読めないレベルです。
注意その2
MacBook 12インチの場合、本体のキーボードとトラックパッドが使えませんでした。
カーソルが全く動かない(という以前に表示されない)のでここから先に進めない状態に。
Bluetoothも使えず当然ワイヤレスキーボードやマウスも接続不可。
1基しかないUSB-Cポートはインストール中のUSBメモリーで占有されており、USBキーボード・マウスは接続できない!!
1ポートのUSB-C万歳!!
USBハブを試したころ無事解決。
USBハブをMacBookにUSB-C-USB変換アダプタ経由で接続し、USBハブにUSBメモリーとUSBマウスを接続しました。
これでようやくインストールを先に進めることができるようになりました。
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7.Windowsセットアップ画面
「BOOTCAMP」という名称を含むパーティションを選択し、
- 「フォーマット」
- 「新規」
の順番でクリックします。
「フォーマット」をクリック後、
パーティションをフォーマットして良いか注意を促す画面が現れるので、
問題なければ「OK」をクリックし先に進めます。
8.「Windowsをインストールしています」と表示され、インストールが始まります。
9.各種設定
インストールの途中で次のような確認があります。
「すぐに使い始めることができます」画面で、
- 「簡単設定を使う」
- 「設定のカスタマイズ」
の2つから選択できます。
「簡単設定を使う」を選択しない場合、
「設定のカスタマイズ」画面で、個人設定、位置情報、ブラウザーと保護、接続とエラー報告
の各項目でそれぞれを有効・無効を設定できます。
10.「このPC用のアカウントの作成」画面
ここでWindowsで使うアカウント名、ログインパスワードなどを設定ます。
今回はインターネットに接続していない状態で作業を進めています。
そのためローカルアカウントを作成する
インターネット環境で作業する場合はMicrosoftアカウント(HotmailやOutlook.comなどメールアカウントでありOnedriveなどMicrosoftのサービスを使うためのアカウント)が関連づけられます。
10.「しばらくお待ちください」の表示
標準アプリのインストールなどWindowsを始めるための設定が自動で進んで行き、作業完了です。
Windowsが無事起動!
こちらがWindowsのデスクトップを起動した最初の状態。
スクリーンショット撮影して確認してみると、サイズは2560×1600ピクセル。
12インチしかない画面でこの状態なので、設定をしていかないととてもじゃないが快適に操作できません。
この後、USBメモリー内に保存してあるドライバーをインストールします。
というわけで、
Windows 10 Insider Previewのインストールを無事完了できました。
Windows 10のインストール時、
MacBook 12インチでは、USB-Cと標準USBを変換するアダプター、そしてUSBハブが必要不可欠です。
Windows 10インストール用USB起動ディスクについては下記をご覧ください。
mi.kobonemi.com