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新型4K 21.5インチiMac(Late 2015)分解レポート:PCIeスロット非搭載、CPU・メモリーはんだ付け

新型21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデル (Late 2015)の分解をiFixitが行っています。

前モデル(Late 2013)とディスプレイ以外は変わらないようにも見えますが、中身を見てみると、実は意外と異なっているようです。

最初に、新型iMacではSSDを接続するPCIeスロットが省かれています。
また、CPUははんだ付けされています。同様にメモリーもロジックボードに直付けです。
つまり、iMacを購入後、ユーザーがSSDを追加したり、CPUの交換やメモリーの増設はできません。

前モデル(Late 2013)では空きのPCIeスロットがまだ存在しておりユーザー自身がアップグレードする余地がありましたが、新モデル(Late 2015)ではApple Storeでカスタマイズすることしか方法はありません。


https://lh3.googleusercontent.com/-rbHIhnTYleI/ViGsGpMTABI/AAAAAAAAmtY/JZFp5-qd8kQ/s800-Ic42/iMac-4K-21.5-inch-Late-2015-Teardown-iFixit.jpg

DCI-P3の4KディスプレイはLG製でした。このディスプレイは、一般的なsRGBディスプレイをはるかに超える、まったく新しいP3の色域を持っているとAppleは説明しています。標準的な白色LEDから先進的な赤色・緑色蛍光体のLEDへと切り替えることでRGBの3色が均等に表現されています。

CPUは、クアッドコアのIntel Core i5-5675 3.1GHz(最大3.6GHz)でした。これは4K iMacの標準構成となるBroadwell 第5世代Coreプロセッサです。GPUはCPU内蔵のIntel Iris Pro Graphics 6200です。
標準仕様のハードディスクは5400回転の2.5インチHDDで、iFixitのビデオを見る限りSATAポートに接続されているようです。



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購入後ユーザーがプロセッサやストレージやメモリーなどのパーツをまったく交換や増設できないという点ににおいて、4K iMacはMacBookシリーズと同等です。メモリーやストレージが必要なユーザーは注文時にアップグレードしておかなければなりません。

21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデルの基本スペックは、3.1GHzのCore i5、8GB LPDDR3 RAM、1TB(5,400rpm)HDDです。オプションで、3.3GHzのCore i7、最大2TBのFusion Drive、512GB SSDにアップグレード可能です。

Source:iFixit via Mac Rumors

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