新しいPCを組み立て、データ移行なども完了し、日々問題なく使っています。
問題なく、とはいえ、ちょっとだけ面倒なことがあり、
それは、ディスプレイの電源を切入したり入力切換をしたりすると、開いていたウィンドウが小さくリサイズされて左上に整列してしまうことです。
電源を切ったりすると画面解像度が一瞬デフォルト(私の場合1024×768)に戻ってしまうようで、その際ウィンドウサイズもそれに合わせられてしまうようです。
液晶テレビなどでEDIDを保存できないディスプレイを使うと、このような症状が出るようです。私の場合は液晶テレビをHDMIで接続していましたが、DisplayPortなどでもなるようです。
1つ1つのウィンドウを適当なサイズに戻せばよいのですが、いちいち面倒です。
そこで、ディスプレイの電源を切ったり入力切替しても画面サイズが変更されないようにレジストリをいじってみました。
以下、その覚え書きです。
試した環境は、
- Windows 10 Pro 64bit
- Core i7-6700の内蔵グラフィックス
- 液晶テレビをHDMI接続
ちなみに同じディスプレイでWindows7でも以前起きたことがありました。Windows8/8.1でも同様の模様。
参考にしたのは、
- Windows snap to top left and shrink on monitor wake up : Windows10TechSupport
- ディスプレイをOFF/ONしても画面の解像度が変わらない様固定するレジストリ徒労日記 | 徒労日記
レジストリエディタで次のキーを開き、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\Configuration
その中にある「NOEDID_*****」というキー(環境によって異なる名称かも)の下にある「00」と、さらに下の「00」にある次の値を自分のディスプレイの解像度(10進数で、cx/right=1920、cy/bottom=1080)に設定しました。
ちなみに元の値は1024×768になっていました。
- PrimSurfSize.cx
- PrimSurfSize.cy
- ActiveSize.cx
- ActiveSize.cy
- DwmClipBox.bottom
- DwmClipBox.right
下の赤い矢印の個所にあるキーを変更しました。
設定後は、ディスプレイの電源を切ったり、入力切替しても、画面サイズが変更されたりウィンドウサイズが変更されたりすることはなくなりました。